千葉県松戸市にて棟補修・屋根塗装〈築25年戸建てのメンテナンス〉
2025/05/20


お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
「屋根材がカビだらけになってきているので、一度洗浄してきれいにしてほしい」とのご相談をいただきました。
築25年が経過している戸建住宅で、屋根の状態が気になっていたとのことです。
お話を伺う限り、まずは高圧洗浄でカビを落とす作業が必要と思われましたが、現地調査を行ったところ、さらにいくつかの問題点が見つかりました。
現地調査で判明した屋根の状態
実際に屋根の状態を確認したところ、表面には広範囲にわたり黒ずみや緑色のカビが発生していました。
これは長年の雨風や紫外線による塗膜の劣化が原因で、屋根材が直接湿気や汚れの影響を受けやすい状態になっていることを示しています。
また、棟部分の釘が浮いている箇所が複数見つかりました。
釘の浮きは放置してしまうと、強風時に棟板金が外れたり雨漏りの原因になったりするため、早急に対応が必要です。
さらに、棟板金の下地となる「貫板(ぬきいた)」が腐食しており、こちらも交換が必要な状態でした。
施工
足場設置・高圧洗浄
まずは安全確保と作業効率のため、足場をしっかりと組み立てます。
その後、高圧洗浄機を使用して屋根全体のカビ・苔・汚れを洗い落とします。
25年分の蓄積があったため、洗浄だけでも大きな変化がありました。
貫板の交換・棟板金補修
洗浄後は、屋根の構造部である棟の補修作業に入ります。
浮いていた釘をすべて撤去し、腐食が進んでいた古い貫板を解体・撤去します。
そこへ、新しい貫板を設置してから、棟板金をしっかりと再固定し、釘は浮きにくいようにしっかり打ち直しました。
棟部分は強風や雨水が集中する重要な箇所なので、釘が浮いたままでは雨漏りの原因になります。
貫板をしっかり補修することで、屋根全体の耐久性が格段に向上します。
屋根塗装
構造補修が完了した後、いよいよ屋根の塗装工程に入ります。
下塗り・中塗り・上塗りの3工程で丁寧に仕上げます。
下塗り
屋根材と塗料の密着性を高めるための「シーラー(下地材)」を全面に塗布します。
中塗り
しっかりとした膜厚をつくり、耐久性と防水性のある塗料で1回目の塗布を行います。
上塗り
色ムラを整え、仕上げとして美しさと機能性を両立した仕上がりにします。
2度塗ることで艶のある美しい屋根に生まれ変わります。
最終点検・足場解体
塗装後は乾燥時間をしっかりと確保し、全体の仕上がりを最終点検します。
塗りムラや塗り残しがないか、補修した部分や、清掃の漏れがないかなどをくまなくチェックします。
問題がなければ、足場を解体し、周辺の清掃をして工事完了となります。
施工後の状態とお客様の声
施工後はカビや汚れが完全になくなり、防水性・耐久性ともに格段にアップしました。
棟部分も新しい貫板と補強された板金で、今後の台風や大雨にも安心していただけます。
お客様からも、感謝のお声をいただく事が出来ました!
担当者コメント
屋根の状態は、普段なかなか目にすることができないため、どうしても劣化が進んでから気づかれることが多いです。
今回のように、カビの発生をきっかけに点検・補修を行えたことで、建物の保護につながりました。
屋根は「家の帽子」。
長持ちさせるには定期的な点検と適切なメンテナンスが欠かせません。
松戸市をはじめ、近隣エリアで屋根のことでお困りの方は、ぜひラテまでお気軽にご相談ください!
▷参考サイト
現場住所 | 松戸市 |
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施工内容 | 棟の補修、屋根洗浄・塗装 |
施工箇所詳細 | スレート屋根 |
施工期間 | 1週間 |